『TO BE HERO X』とは？話題沸騰の中国発アニメを総まとめ！

2025年4月より放送開始予定の『TO BE HERO X』は、中国と日本の共同制作による異色のオリジナルアニメとして注目を集めています。

「TO BE HERO Xはどんな話？」という疑問をはじめ、「どこの国の作品なの？」「声優は誰？」「原作はある？」といった様々な声に応えるべく、この記事では『TO BE HERO X』に関するあらゆる情報を徹底的に解説します。

さらに、前作『TO BE HERO』やスピンオフである『To Be Heroine』とのつながり、そして監督や主題歌、放送開始日まで、今知っておきたいポイントを全て網羅してお届けします！

TO BE HERO Xはどんなアニメ？

『TO BE HERO X』は、2025年に放送が開始される中国×日本の共同制作によるオリジナルアニメです。

「信頼」がスーパーヒーローの力の源となるという独自の世界観が話題を呼んでいます。

アクション・ドラマ・ヒューマン要素が融合した、まさに新世代型ヒーロー活劇といえる作品です。

信頼で力が決まる、ユニークな世界観

このアニメ最大の特徴は、ヒーローの能力が「信頼」で決まるという世界設定にあります。

人々が「彼は空を飛べる」と信じれば、その人物は本当に空を飛ぶ力を得ます。

逆に、いかに強力な力を持っていても、信頼を失えば無力化されてしまうのです。

ランキング制度と“X”という存在

信頼の数値は「信頼値」としてデータ化され、ヒーローたちはその数値によりランキング化されます。

2年に一度、トップヒーローだけが出場できるトーナメント戦が開催され、そのパフォーマンスによってランキングが変動。

ランキング1位に君臨する存在が「X」と呼ばれ、物語の鍵を握るのです。

TO BE HERO Xの放送開始はいつ？

『TO BE HERO X』の放送開始は2025年4月に予定されています。

本作は、bilibiliとアニプレックスが共同制作する注目のオリジナルアニメーションです。

豪華キャストと実力派スタッフが集結しており、放送前からSNSやメディアで話題を集めています。

2025年4月より放送スタート

『TO BE HERO X』は、2025年春アニメシーズンの目玉作品のひとつとして登場します。

詳細な放送局や時間帯については、今後公式サイトや公式SNSで順次発表されると予想されます。

放送開始に先駆けたイベント上映も行われており、既に視聴したファンの間では「斬新で面白い」との声が多く見られました。

配信情報や地上波スケジュールは？

現時点では地上波の詳細なスケジュールや配信プラットフォームは未発表ですが、bilibiliが制作に関わっていることから、同プラットフォームでの配信は確実と思われます。

また、日本国内ではアニプレックス系の配信サービス（dアニメストア、U-NEXTなど）での展開が濃厚と見られています。

地上波放送とあわせて、見逃し配信や海外配信の情報にも注目です。

原作はある？『TO BE HERO』との関係

『TO BE HERO X』は、漫画や小説などの原作を持たない完全オリジナルアニメです。

前作『TO BE HERO』や『To Be Heroine』と世界観を共有しており、シリーズファンには見逃せない構成になっています。

しかし、本作から見始めても楽しめる作りになっており、新規視聴者にも配慮されています。

原作なしの完全オリジナルストーリー

『TO BE HERO X』は、中国の人気配信サイトbilibiliと日本のアニプレックスが共同で企画・制作する、オリジナルアニメーション作品です。

そのため、既存の漫画や小説といった原作は存在せず、完全にアニメのために構築された世界観とストーリーが特徴です。

脚本・演出などすべてがアニメを前提に作られているため、映像演出の自由度も高く、表現の幅も豊かです。

前作『TO BE HERO』『To Be Heroine』とのつながり

『TO BE HERO X』は、『TO BE HERO』（2016）および『To Be Heroine』（2018）に続くシリーズ第3弾と位置づけられています。

前作と同様に、日中合作で制作されており、シュールなギャグと哲学的なテーマを融合させた独特の作風が魅力です。

これまでのシリーズを観ていればより深く楽しめますが、本作からでも物語を十分に理解できる構成となっています。

TO BE HERO Xの声優キャストが超豪華！

『TO BE HERO X』の魅力の一つは、豪華すぎる声優陣のラインナップです。

花江夏樹、宮野真守、中村悠一など、アニメ界のトップスターが勢揃いし、個性的なヒーローたちに命を吹き込んでいます。

それぞれのキャラクターに独特な演技が光っており、声優ファンにも見逃せない作品といえるでしょう。

花江夏樹、宮野真守、中村悠一らが出演

『TO BE HERO X』には、以下の超人気声優たちが参加しています。

　
• 【X】　　　　　　　●宮野真守
• 【ナイス】　　　　　●花江夏樹
• 【黙殺】　　　　　　●中村悠一
• 【梁龍】　　　　　　●内山昂輝
• 【リトルジョニー】　●松岡禎丞
• 【ロリ】　　　　　　●佐倉綾音
• 【ラッキーシアン】　●水瀬いのり
• 【トラ】　　　　　　●山寺宏一
• 【魂電】　　　　　　●島﨑信長
• 【クイーン】　　　　●花澤香菜

まさにオールスターキャストで、各キャラにぴったりの配役がされており、聞いているだけでも楽しめます。

黙殺役・中村悠一の無言演技に注目

中村悠一が演じるキャラクター「黙殺」は、基本的に一切しゃべらない無言のヒーローです。

セリフなしにもかかわらず、表情や間、息遣いだけでキャラクター性を表現するという難役に挑んでいます。

イベントで中村さん本人も「まさか無言のまま出番がこんなにあるとは…」と驚きを語っており、その圧倒的な存在感は必見です。

TO BE HERO Xはどこの国のアニメ？

『TO BE HERO X』は、中国と日本の共同制作による国際的なアニメ作品です。

原作・制作は中国の動画配信大手「bilibili」、そして日本からは「アニプレックス」やアニメスタジオ「BeDream」が参加。

両国の強みを融合させたハイクオリティな映像と演出が特徴です。

中国×日本の共同制作プロジェクト

本作は、中国で急成長を遂げているbilibiliがプロジェクトの中心を担っており、アニメーション制作における資金力と最新技術を提供。

一方、日本のアニプレックスが参画することで、日本のアニメクオリティと声優・演出のノウハウが加わり、まさに最強タッグといえます。

国際的な評価も高く、アニメファンの間では「中日合作の成功モデル」として注目されています。

制作陣にbilibili、アニプレックス、BeDream

制作スタジオのBeDreamは、『詩季織々』や『LINK CLICK（時光代理人）』で注目を集めた中国系スタジオです。

本作ではこのスタジオが中心となって、中国ならではの表現と、日本のアニメ的文法を融合させた独特のビジュアルを実現。

音楽には澤野弘之やケンモチヒデフミなど、日本の超一流クリエイターも参加しており、“国を超えたクリエイティブの結晶”として期待されています。

監督は誰？リ・ハオリンの手腕に注目

『TO BE HERO X』の監督を務めるのは、中国の気鋭アニメーション監督・リ・ハオリン（Haolin）です。

『時光代理人 -LINK CLICK-』や『詩季織々』などの話題作を手がけた実力派であり、国際的にも高い評価を受けています。

本作では「信頼」をテーマにした斬新な設定とヒューマンドラマを融合させ、まったく新しいヒーロー像を描き出しています。

『時光代理人』や『天官賜福』の監督

リ・ハオリンは、2021年に大ヒットしたタイムリープ×サスペンスアニメ『時光代理人』でその名を世界に知らしめました。

また、『天官賜福』や『詩季織々』といった作品でも、繊細な人間描写とビジュアル美で高い評価を獲得。

アニメファンの間では「中国アニメ界の新鋭」として注目される存在であり、今回の『TO BE HERO X』ではその集大成ともいえる演出力が発揮されています。

リ・ハオリンが描く“信頼”の物語

本作のテーマである「信頼」は、単なる能力バトルを超えて、人間関係の複雑さや社会的な信用の価値を問う深いメッセージを含んでいます。

リ・ハオリン監督は、視聴者に問いかけるように、信頼が持つ力と危うさ、そして人々が互いに信じ合うことの意味を描き出しています。

単なるエンタメにとどまらず、視聴者自身の生き方にまで問いかけるような重厚なストーリーテリングに要注目です。

『To Be Heroine』のあらすじもチェック！

『To Be Heroine』は、2018年に放送された『TO BE HERO』シリーズのスピンオフ作品です。

前作とは異なり、少女が主人公の異世界ファンタジーとして展開され、セカイ系の要素を色濃く持った構成が特徴です。

本作『TO BE HERO X』との直接的な物語のつながりは薄いものの、世界観やテーマ性には共通点が見られます。

少女が異世界で戦うセカイ系ファンタジー

『To Be Heroine』の主人公は、日常に生きづらさを感じていた少女・ニョイ。

彼女はある日突然異世界に迷い込み、言葉を失った少年たちと出会いながら世界の真実に迫っていくという物語が描かれます。

物語は哲学的かつ詩的で、ビジュアルや音楽も高い芸術性を持ち、国内外でカルト的な人気を獲得しました。

『TO BE HERO X』との繋がりは？

『TO BE HEROINE』と『TO BE HERO X』は直接の続編関係ではありませんが、同じクリエイターであるリ・ハオリン監督による世界観の拡張として見ることができます。

特に、“見えない力に抗う個人”というテーマは両作品に共通しており、精神的なつながりを感じさせます。

シリーズを通して視聴することで、リ・ハオリン監督が描く「ヒーロー像」の進化と深まりをより一層楽しめるでしょう。

『TO BE HERO X』の魅力と注目ポイントまとめ

『TO BE HERO X』は、「信頼」が力になるという唯一無二の世界観を持った、日中合作の意欲的なアニメ作品です。

豪華すぎるキャスト陣、世界的に注目されるスタッフ、そして社会性のあるメッセージが融合し、アニメファンのみならず幅広い層から注目を集めています。

2025年春の本放送に向けて、今からチェックしておきたい作品のひとつです。

豪華スタッフとキャストで贈る異色ヒーローアニメ

本作には、花江夏樹、宮野真守、中村悠一ら人気声優陣が多数出演し、各キャラの魅力を最大限に引き出しています。

音楽面でも澤野弘之やケンモチヒデフミなど、一流の作曲家たちが参加しており、耳でも楽しめる作品です。

監督を務めるリ・ハオリンによる、視覚と感情に訴える演出も秀逸で、アニメファン必見の1本です。

信頼が力になる、新しい価値観の提案

『TO BE HERO X』は単なるアクションやギャグにとどまらず、「信頼」という現代社会における最重要キーワードをテーマに掲げています。

人間関係、社会の仕組み、SNS時代の信用スコアなど、現代的な問いを投げかける深いメッセージ性が込められています。

視聴後には、自分自身が誰を信じ、どう信頼されているかを考えたくなる──そんな「問いかけるアニメ」として、高く評価されることは間違いありません。